あー酔っぱらった。
課の新年会だったんだけど、本当にくだらない。
なにがくだらないかって、自分がくだらないの。
ここが本当にきらい。
嫌いって思っているのに行動できない、選択肢はあるのに行動できない、本気になれない自分が本当にくだらないと思う。
今日ね、大学の同級生がインスタのストーリーで、バックナンバーの冬と春を音楽にして雪が積もった群馬の景色とともにアップロードしたの。
大学生の時、こんな未来を想像していなかった。
望んでいなかった。
何も思い描いていなかったけど、こんな未来を想像していなかった。
たすけて。
これ以上ゆがむ前に、あなたがたすけて。
おれは、ただ。
おれにはおれのことを大事に思う母がいる。
おれのことを大事に思う母の気持ちを汲んで欲しいだけ。
ただそれだけなの。
あなたは母です。
あなたもいつか母になります。
大事な息子が、おれなんです。
それだけ。
あなたが知らない土地で、毎日あなたの知らない職場で。
あなたの知らない人と。
少しでも汲んでくれた?
自分の家族の、自分の側に置きたいものを優先してもいいけど。
少しでも考えてくれた?
頻繁に孫を見せろなんて言わない。
おれの親に親孝行をして欲しいなんて言わない。
おれはあなたの親の親孝行をしてもいい。
でも。
それはおれの親に対して、気持ちだけでも。
それだけでもあれば。
んー。
二年半くらい同棲したけど。
わかるよ。
あなたはとてもつらかったと思う。
でも、おれが一番望んでいるのは、ほかのなんでもなく。
おれが一番大事にしている、母への思い。
もうどうにもならない。
おれは、おれで。
なにをしたいのか決めて、自分らしく生きるしかない。
生きるしか今のところ選択肢がない。
大人になって、自分の毎日の時間の1/3は睡眠。
1/3以上は仕事、とてつもなくくだらない仕事、今のところ。
残りが自由時間。
くそ。
ごみ。
おれがごみ。
中指立てたいくらい。
たぶん、助けてくれるのはがっすぐうだけ。
たすけて。